ベチバーの根からは
独特な芳香を含む精油が取れますが、
この根も原産地での生活に密接した
使い方をされています。
ベチバーの根は、
地中で細く繊維質で強いけどちじれ毛のように広く
深く茂るように根が張り、
傾斜地でも良く育つため、
堤防の代わりや土手の土止めなどに使われるほど
干ばつに対する耐性が高いのが特徴の植物です。
そんな強靭な根をもつベチバーには、
様々な効果が期待できます。
【ベチバーの効果・効能について】
ベチバーは
インドやスリランカでは
「静寂の精油」とも呼ばれ、
鎮静作用に優れているといいます。
ベチバーの主な成分は、
ベチベロール、
ベチボン、
クシモール、
ベチベロン
などが含まれています。
ベチバーは
神経が活動しすぎるのを
鎮静させる効果が非常に強いです。
なので、
深くリラックスしたいときや、
気持ちが不安定なときにおすすめです。
※好みによって合わない人もいるかもしれませんが、
トライしてみてもいいかもしれません。
心ここにあらず、
そんな気持ちをしっかりと
地に足をつけることを「グラウンディング」といいますが、ベチバーは
このように現実に引き戻す役割を果たすのための
瞑想にも非常に役に立つそうです。
ベチバーの主成分である
セスキテルペンアルコール類のベチベロールは
血流が滞り
血液が増加した状態を整えてくれる
鬱血除去作用があり、
サンダルウッドやサイプレスなどにも
この鬱血除去作用あるといわれています。
また
ケトン類に分類されるベチベロンには
鎮痛作用もあるため、
ベチバーは血行を良くし、
筋肉痛や関節の痛みなどをやわらげ、
疲労を回復させる効果が期待できますので、
スポーツでの疲労を癒したい方や
スポーツテスト前に
心を落ち着かせたい方などに
適していそうな香りですよね。
2020年の東京オリンピックに向けて
心も体もサポートしてくれそうですね。
もちろん、サポーターにも。
そして、
衣類の防虫や虫刺されの症状
を抑える効果もあります。
ベチバーの精油を0.5%程に希釈して
ローションにして使うと、
抗炎症作用によって
ニキビやかゆみなど肌荒れの緩和にも
効果があるといわれています。
土のようなスモーキーな匂いが気になる方は、
他のオイルとブレンドして使用するのもいいでしょう。
【ベチバー精油と相性がいい香り】
そんなベチバー精油と相性がいい香りはこちら
・フローラル系がお好みなら、ジャスミン×ベチバー
・樹脂系がお好みなら、フランキンセンス×ベチバー
・スパイス系がお好みなら、シナモン×ベチバー
・ハーブ系がお好みなら、クラリセージ×ベチバー
・オリエンタル系がお好みなら、サンダルウッド×ベチバー
・柑橘系がお好みなら、レモン×ベチバー
などがおすすめです。
心を落ち着けたい時には、
フランキンセンスをブレンドしたり、
明るい気持ちになりたい時には、
レモンをブレンドしたり、
ニキビケアなどには、
サンダルウッドやシダーウッドをブレンドするなどして使うと相乗効果と好みの香りを選ぶことで、
心を癒してくれるかもしれませんね♪
ベチバーのエッセンシャルオイルがブレンドされた商品はこちら
一度チェックしてみてくださいね♪
HANDMADE BAR SOAP ~Sandalwood&Damascus Rose~
HANDMADE BAR SOAP ~Frangipani Absolute~