ビターオレンジの花のネロリ

長い夏休みが終わってまたいつもの日常、新学期が来ると心が虚しく感じることはありませんか?

そんな時におススメなのが、ネロリという柑橘系の香りが特徴の精油です。

このネロリの香りを匂うととてもリラックス出来るそうです。

そもそもネロリとはどんな植物なんでしょうか。

【「天然の精神安定剤」と呼ばれるネロリ】

すごい異名をもつネロリですが、
そもそもネロリとは「ビターオレンジ」の木に咲く花から抽出される精油です。

ビターオレンジは、インドやヒマラヤが原産のミカン科ミカン属の常緑樹です。

そこから中国、ヨーロッパ、日本へと広がりました。

日本では「橙(だいだい)」と呼ばれ、古くからある橙色とはこの植物の実の色が由来となっており、オレンジ色とは区別される場合もあります。

ヨーロッパでは、「ビターオレンジ」と呼ばれ、
中国では「苦橙」と呼ばれています。

ビターオレンジの学名は、Citrus aurantiumです。

木の高さは4~5mになり枝には、レモンと同じように棘があります。

初夏に約2~3cmくらいの白くて肉厚な花弁をもった花が咲き、冬に果実が熟します。

花を咲かせるまでに4年程かかり、花を採取できる期間は5日程と短い為、
貴重な花といわれています。

日本では静岡県の伊豆半島や和歌山県の田辺市が主な原産となっています。

【ネロリ精油の香りについて】

ビターオレンジの木には部位によってさまざまなエキスが抽出できます。

まず、ビターオレンジの果皮からはビターオレンジの精油が採れます。
ビターオレンジの精油は、オレンジの皮を剥いたようなフレッシュな果実の甘みと苦みを感じさせる香りです。

次に、ビターオレンジの枝と葉からプチグレンの精油が採れます。
プチグレンは、葉っぱの青っぽさと若干ネロリのエキスを思わせる香りをもつといわれています。

そして、ビターオレンジの花からはネロリの精油が採れます。

ネロリは水蒸気蒸留法で抽出されますが、溶剤抽出法での抽出方法も可能です。

溶剤抽出法を使って抽出されたものを「オレンジフラワーアブソリュート」と呼んで区別しているようです。

1㎏の花からわずか1gしか精油が抽出できないうえ、
栽培から花を咲かせるまでに時間がかかり、
そして開花したらすぐに採取しなければいけないため、
ローズやジャスミンと同じくらい希少な精油のひとつといわれています。

ネロリの香りは、
オレンジのような明るい爽やかさと花精油ならではの甘さの中にも苦みを感じる優雅で上品な印象が特徴の香りです。
中程度の濃厚な花の香りをもつことから、香水の原料としても使われています。

ビターオレンジ以外の柑橘類から抽出した精油もネロリと呼ぶことがあるため、

ビターオレンジから採取していますよという意味で
「ネロリ・ビガラード」と呼ぶこともあります。

ネロリは、他の柑橘類の果皮から抽出された精油よりもマイルドでどんな肌のタイプにも相性がいいといわれています。

ネロリの精油を抽出する際に、蒸留する過程で出来る副産物として
「ネロリウォーター」が出来ますが、
こちらもほのかにネロリの香りが楽しめるのでネロリウォーターを化粧水などに使用するのもいいですよね。

ネロリウォーターには保湿効果や収れん作用があるため、
お肌の引き締め効果が期待できます。

ネロリは、大量に精油が作れないため、希少価値の高い香りです。

だからこそ、
一度感じると印象的で忘れられないようなほのかな青みがアクセントになったネロリの精油の虜になってしまいそうですね♪

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