「夜の女王」ジャスミン

ジャスミンはモクセイ科で中国からインド人かけてヒマラヤを原産とする常緑又は落花生の半つる性低木です。
学名は、Jasminum grandiflorum
白くて小ぶりな可愛らしい花を咲かせます。
ジャスミンは約300種類の品種が存在していますが、
香料としてはスペインジャスミンやオオバナソケイと呼ばれる品種が
おもに利用されています。
ここでジャスミンといえば、ジャスミンティーやさんぴん茶を思い出す方も
いらっしゃると思いますが、
お茶に利用される茉莉花(マツリカ)も同属ではありますが、
Jasminum sambacという別の品種となります。
茉莉花からも香料が抽出できますので、
その場合は“ジャスミンサンバック”という名称で区別されています。
ジャスミンは「香りの王様」と呼ばれるように
その香りはエキゾチックで濃厚で甘いのが特徴で芳香性が高いことから
古代エジプトのクレオパトラが好んだ香りともいわれています。
ジャスミンの香りが媚薬として一役買ったなんて逸話もあるほど
ジャスミンの香りには催淫作用があるといわれており
陶酔感があります。
ジャスミンは夜になると花の香りが増すため
バラが「花の女王(芳香の女王)」と呼ばれるのに対し
ジャスミンは「夜の女王」と呼ばれることもあります。
精油の抽出部分は、花です。
揮発性有機溶剤抽出法(アブソリュート)で抽出されます。
小さな花8000個から1mml程度の精油しか採れないといわれているほど実は貴重で高価なオイルです。
需要が高い為、合成香料で作られた精油も安価で売られています。
お好きな方は、一度高価な精油と安価な精油をかいで体験してみるといいかもしれません。
相性のいい香りは、
・柑橘系の場合、全般。
・オリエンタル系の場合は、イランイラン、サンダルウッド
・樹木系の場合は、サイプレス、ジュニパーベリー
などが相性がいいといわれています。
イランイランと共通する成分を含むため、フローラル系でまとめたいなら
イランイランもおすすめです。
夏ごろになると園芸屋さんでも苗木を見ることが出来るので
そっとかいでみましょう。
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